特集記事
デザイン紹介
オープンキャンパスや学校イベント向けに製作した、
オリジナルノベルティのトートバッグの事例をご紹介!
「女子美術大学付属高等学校・中学校様」に、東京都私立学校展での配布のためご製作いただいたオリジナルバッグ、ホログラムPVC+透明塩ビのマチなしトートバッグをご紹介します。
今回は、デザインを手がけられた広報部主任・美術科ご担当の並木先生にもインタビュー!
小学校から高校、大学まで、幅広い学校のアピールに役立つバッグやグッズ製作をご検討のみなさま、
ぜひご覧ください。
東京都私立学校展は、毎年数万人が来場する非常に大規模なイベントです。
2025年は東京都内413校が集まりました。
実際、現地へ足を運んでみると、展示ブースがびっしりと並ぶ会場は、終日多くの学生や保護者でごった返していました。
このような場所では、ノベルティバッグそのものと、学校らしさをしっかりと伝えながらも一際目立つオリジナリティと個性のあるデザイン、この二つが非常に重要だと感じました!
手に取る方にも、使いやすく、魅力的なデザインであってこそ、ノベルティバッグを入り口として、学校への興味と関心、イメージアップへつながります。

イベントは、学校の看板や案内表示さえも視界から隠れてしまうほどの盛況ぶり。
学校様と学生たちの熱量を感じます。
一体このような中で、女子美様のオリジナルバッグはどのような存在感を放っているのか、私たちもドキドキとブースへ向かいました。
すると、ホログラムPVCが輝くバッグを持った人たちが現れはじめ、あれはもしかして、と近づいていくと、女子美様のブースへたどり着きました!
ブースは、在学生や卒業生たちのプロダクトが豪華で可愛らしく、華やかながらも、女子たちは思わず立ち止まってしまうであろう、やわらかくて上品な空間でした。
ブースの周りは、多くの学生たちで賑わっていました。
そして、今回ご製作いただいたオリジナルバッグも発見。
バッグのデザインを担当された広報部主任であり、美術科ご担当の並木先生にもお会いすることができ、お話を伺うことができました。
2025年は、なんと3年目。学校オリジナルのトートバッグへの思いについて、次のように教えてくださいました。

「目立ちすぎるデザインは、学校として自主規制をかけてしまいがちです。しかし、この会場の中で埋もれてしまうわけにもいきません。
目立たなければ注目されませんが、ただ派手にするだけでは、イメージを壊しただけになってしまいます。
学校の“品”だけは絶対に落としてはいけないと思っていました。」
こうした難しい条件の中でたどり着いたのが、ホログラムPVCという素材だったそうです。

ただしこのようなアイテムを学校向けに使用する場合、華美になりすぎるという点で、なかなか挑戦的な素材でもあります。キラキラと派手なデザインに合わせて選ばれることが多い素材だからです。そこで並木先生は、プリントデザインや、パーツのカラーなど、一つひとつこだわりと工夫を重ねられました。
ホワイト単色のオリジナルのプリントデザインをシルクスクリーン印刷、持ち手は不透明の白いカラー塩ビ、ステッチには水色の糸を使用し、ホログラムの輝きとマッチしたアクセントを加えるなど、華やかながらも、品の良さを感じるバッグが完成しました。学校の印象を損なわず、しっかりと視線を集めるアイテムとして、会場でも話題を呼びました。
並木先生は、「この素材は、他校では品よく使うのは難しいと思いました。だからこそ、女子美ならではのセンスを発揮できると感じました。受験生や保護者の方に“センスが良い学校だ”と伝わるような仕上がりを目指しました」と語ってくださいました。
また、「一昨年は、2階の窓からずっと視線を感じて怖くなったほどでした。今年も“あのバッグ目立ちますね”と声をかけていただいて、とても印象的でした」と笑顔で振り返ります。会場全体でひときわ目立ち、多くの受験生や保護者の視線を集めていたことが伝わってきます。






配布直後には、あまりの反響に「今年でやめようかな」と思ったそうですが、学校長からは「ヒットしたものは三年はやるものよ」との助言があり、継続採用が決定。
「『カバン屋じゃないのようちは!』という名言も出ましたよ」と笑いながら話してくださいました。
配布された当日、女子美様のバッグは、会場内を歩き回る来場者の方々により そのまま“動く広告”となり、ブースへ導く重要なアイテムとなり、学校のイメージを届けるためのグッズとなっていました。
「このデザインを見て、ここで学ぶ自分をイメージしてもらったり、『この学校へ入れたら、こんなに素敵なデザインが自分にもできるようになるんだ。』という期待につながってほしいですね」と、語ってくださいました。


女子美術大学付属高等学校・中学校様に作成いただいたのは、ホログラムPVCと透明塩ビを組み合わせたマチなしトートバッグです。
A4サイズの資料やパンフレット、書類までピッタリと入る仕様で、学校説明会やオープンキャンパス用のノベルティグッズにピッタリなアイテムとなりました。
表面には光の角度によって、キラキラと色が変わるホログラムPVCを使用し、裏面にはクリアな透明塩ビを使うことで、おしゃれさを損なわずにコストをやすく抑えるという隠れた工夫も施されています。
女子美術大学のロゴをもとに、先生が自らデザインされたデザインは、ホワイト一色の単色プリントながら、ロゴやデザインの配置にこだわった、美術・デザイン学校ならではの、おしゃれな仕上がりです!
印刷はシルクスクリーンです。
印刷を施してから縫製をするため、バッグ全体に端から端までデザインを入れることができます。
オーダーメイドならではの強みを活かし、デザインいただきました。
それにより、単色のプリントでも、高級感がある魅力的なノベルティ、記念品となり、会場でも大注目される存在となっていました。
持ち手には肩掛けできる長さのホワイト塩ビを使用し、水色の糸でステッチをすることで、ホログラムの輝きに自然に馴染んでおり、この一工夫が、デザイン性をさらに引き立ています。
軽量で実用性が高く、「イベント後の普段使いにもぜひ使いたい!」と、イベント会場でも大人気のトートバッグとして仕上がりました。
今回は、多くの学校が集まる大規模イベントで配布されましたが、用途は学校イベントに限らず、大学のオープンキャンパスや小学校の説明会など、幅広いシーンにおすすめです。
「品格を保ちながらも、会場で目立ち、確実に存在感を示したい」というコンセプトを表現したオリジナルトートバッグは、女子美様のブランドを魅力的に伝えるノベルティとして、ホログラムPVC以上に光を放っておりました。
お客さまの想いを形にするお手伝いをさせていただけたことに感謝します。
Fab4designのバッグは、形やサイズ、持ち手や素材の組み合わせなど、すべてがフルオーダーメイドで制作が可能です。
生地色は見本帳から選ぶことができ、用途に応じた自由なカスタマイズが可能となっております。


持ち手だけ別素材にしたり、ポケットを追加したりすることもできます。
今回のバッグも、持ち手は本体と異なるホワイトのカラー塩ビを使用し、長さも肩掛けができる長さにカスタマイズし、機能面とビジュアルのバランスが取れたオリジナルグッズが完成しました。
印刷に関しても、裁断・縫製前の加工により端から端まで自由な表現ができます。
フルカラー印刷に対応した素材もあり、色数や印刷範囲に制限されることなく、高級感のあるデザインが作成できます。
迷ってしまうほど多彩な仕様を選択できるため、ノベルティグッズや記念品、プレゼント用アイテムなど、さまざまな用途やシーンに合わせて、ご相談ください!
女子美術大学付属高等学校・中学校様のホログラムPVC+透明塩ビトートバッグは、派手すぎず、かつ確かな存在感を持つアイテムとして、オープンキャンパスや入試イベントにおいて非常に高い効果を発揮しました。
学校というブランドの一部を担うノベルティバッグは、いまや単なる配布グッズではなく、戦略的な広報アイテムです。
用途・価格・ロット・サイズ・プリント範囲など、さまざまな観点からカスタマイズできるFab4designのバッグは、教育機関をはじめ専門学校、大学、高校など多くのシーンでご利用いただけます。
記念品・説明会用・プレゼント用など用途に応じて最適な構成をご提案可能です。
どんなタイプのイベントにも「これは!」と思えるノベルティを探す際は、ぜひ参考にしてみてください。
教育目標として、「智(ち)の美」「芸(わざ)の美」「心(こころ)の美」を掲げ、美術を深く学べる美術専門の中高一貫校。大学への推薦入学制度が整っているため受験勉強にとらわれないゆとりある学習と大学付属校ならではの魅力が大きい。一人ひとりの個性・魅力・創造力・表現力を丁寧に育む教育と、制作を通じて豊かな感性と学びの姿勢を培われることを大切にされている美術学校です。